消費者金融の場合、『在籍確認での段階で否決された(審査に落ちた)』というのは実は滅多にないケースとなります。
何故なら基本的に、在籍確認の審査というのはあくまで単純に電話が繋がればOK=終了しますので、
① 信用情報機関のチェックで引っかかったのではないかと考えられる
② 勤務先に関しての嘘をついていたのがバレた
といった原因が考えられます。
在籍確認で審査落ちしてしまった時に考える、審査落ちの原因について解説していきます。
殆どが信用情報機関チェックで引っかかった
『在籍確認で審査落ちした』と感じる人のほとんどが、勘違いです。
在籍確認が終わった後には、信用情報機関のチェックを行います。
延滞の記録が見つかると、ここで審査に落ちる事になるのです。
信用情報機関にはあなたが持っている、クレジットカードなどに申告した情報も載っています。
もし転職して、今の勤務先と違うのに、他のカードの情報を変更していないと、『いい加減な人』との印象を与え落ちる事があります。
単純に嘘をついているのがバレた
審査は申し込みの際に、借入先件数と借入総額を申告します。
この申告内容と、信用情報機関の実際の内容が違っていると、虚偽申告になります。
見栄を張って、借入総額や借入先件数を少なく申告したくなるものですが、これらの嘘は最後に必ずバレテしまいます。
正確な情報を申告しない限り、審査に通過する事はありません。
在籍確認が終わった後に審査に落ちるのは稀なケースです。
信用情報機関のチェックを行ってみてもいいでしょう。
審査に落ちた理由は教えてくれない
何が原因で審査に落ちたのかは、消費者金融側は教えてくれません。
そうなると、別な金融業者に再度申込みをすることになるかもしれませんが、審査に落ちた原因を知る事が出来ないと、次でも審査に落ちる事はよくあることです。
何故なら、ほとんど全ての金融業者が共有している情報が「信用情報機関」なんです。
もしここに保存されているご自身の過去履歴が原因で審査に落ちているとしたら、何度申込みをしてもまた同じような結果になります。
では、どうすればよいでしょうか。
それは、直接ご自身の過去履歴情報を問い合わせるしか方法はありません。
信用情報機関には主にCICとJICCがありますので、どちらでもよいので、申請してみるのがよいでしょう。
スマートフォンからでも申請できます。手数料はどちらも1,000円です。
ご自身の過去の情報を受け取ったら、何が問題だったのか調べてみましょう。
改善できるところは改善していきましょう。
まとめ
・在籍確認の審査結果が理由で落ちたのではなく、信用情報機関の照会で落ちた可能性
・申告した勤務先情報が虚偽だったとバレたために審査に落ちた可能性
・審査に落ちた理由を、信用情報機関に申請して調べる